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11,28 まき

 近所のおばあさんから、薪はいらんかねと連絡があった。早速貰い受けることにした。丹精して作った薪である。薪を作ることの大変さは身にしみている。
田舎ではお金は貸しても、薪は貸さないという。ここでの生活は私で終わりという、おばあさんの覚悟でもある。子や孫が帰ってこないという現実があるが故に、こんなことが起きる。時代は変化していく。都会でも田舎でも同じこと。
今回の水害でも地域を離れた人たちがいる。地域の過疎化は加速している。農業も林業も担い手は急速に減少していく。大切なものが足元から崩れていく。地域に危機感がないのが気になる。気になる人がやるしかない。一人でもいいと信じて。一人でもいい。いつか二人になる日も来るだろう。

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